国内での商品先物取引でも、穀類の取引は盛んに行われています。海外、特にアメリカの商品先物取引は、穀類の取引とともに発展してきたと言っても良いでしょう。穀類とは大豆、小麦、とうもろこし等ですが、アメリカではこれらの穀類の生産が盛んでシェアも大きいので、穀類とともに発展して北と言うのは納得できます。穀類の商品先物取引を行う際には、その穀類の植え付け時期、授粉時期などに気をつけなければいけません。この時期の天候によっては、収穫量に大きな差が出来てしまい、価格が大きく変動していくことがあるからです。穀物の先物取引は、株価指数などの先物に比べると、値動きが非常に激しいですので、いろいろな情報を入手するようにして注意しておく必要があります。アメリカは大豆の最大の生産国であり、また輸出国でもあります。アメリカで生産される大豆の3分の1は輸出にまわり、その大豆の最大の消費国は中国です。中国でも大豆は生産されていましたが、水不足により輸入に頼るようになって来ました。今後も中国での大豆の輸入は増えると思われます。小麦は応用範囲の広い穀物であり、夏が短い国でも育ちやすいので、たくさんの国で安定して生産されています。とうもろこしの生産は、アメリカと中国が2大生産国でありましたが、中国では水不足のために輸入に切り替えつつあります。穀物の商品先物取引を行う際には、生産国の事情などに注意しながら行う必要がありますね。